小柳町支え愛の会

小柳町支え愛の会は、社会福祉協議会で行っている「地域なんでも相談員養成研修」でご一緒した、小柳町南町会のシニアクラブの会長さんからの申し出をきっかけに始まりました。

「外出しにくくなった高齢者の方々の楽しみの場、手助けの場を作りたい」そのために、「私たちに出来ることは何だろう？」包括支援センターの職員さんや社会福祉協議会の地域福祉コーディネーターの助言を受けながら話し合いを続け、活動の内容を「高齢者の生活支援」に絞り進めていくことになりました。

「高齢者の方々が住み慣れた地域で自分らしい暮らしが続けられるように、隣人同士が助け合い支えあうまちにしたい」その第一歩として「30分ぐらいのちょこっとしたお手伝い」を始めました。活動を始めるにあたり、南府中自治会エリアでアンケートを行ったところ、多くの方が「お手伝いに協力したい」とお返事をいただき、ご近所の底力を実感しました。

始めは何をするにも戸惑うことばかりでしたが、自分の出来ることを無理なく続けていくなかで「やはり、地域の方の顔が分からないとお互いの信頼関係が生まれないのでは？」とのことで、毎週火曜日の「かじやま」でのおしゃべり会、木曜日には包括支援センターが主催する「ほっとサロン」のお手伝い、自治会福祉部のイベントサポートや小柳小学校の登校見守りなど活動が広がりました。

地域の方々からの「ありがとう」「助かるわ」「いつもご苦労様」の温かい言葉に励まされ、地域の仲間と一緒に活動できる喜びを大切にしながら活動を続けています。地域での信頼をいただき、「支え合い」が「お互い様」と当たり前になって、次の世代にも同じような活動がつながるように丁寧に活動を続けていきたいと思っています。

令和3年7月には南町会エリアでも「ちょこっとお手伝い」のアンケートを行い、新たに小柳町支え愛の会南町会エリアでの活動が始まりました。チラシを配布して地域での広報活動を続けています。一緒に活動していただけるお仲間を引き続き募集しております。ご興味のある方は是非ご参加下さいませ。